GrapeCity ActiveReports for .NET 12.0J
実行(配布先)環境の移行

アプリケーションの実行(配布先)環境の移行について説明します。

.NET Frameworkには、厳密なアセンブリ識別機構が盛り込まれており、Visual Studioで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリを名前とバージョン、およびその他の情報を使って判別します。

そのため、アプリケーションのビルド時に使用する製品バージョンと、実行環境上で配布する製品バージョンは同一である必要があります。アプリケーションの配布後に、製品バージョンを変更するような場合、単純に実行環境上のコンポーネント(DLLファイル)を入れ替えただけでは、アプリケーションは動作しません。

実行環境のアプリケーションを12.0Jに移行するには、まず開発環境の移行を行い、その後、「旧バージョンからの移行」の手順に従ってアプリケーションを再ビルドし、12.0Jのコンポーネントとともに配置してください。

 

 


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